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転職失敗した結果、SLE再燃と仕事休職にメンタル不調合併中なうの体験談ブログ

今年、年収800万円のホワイト企業のホワイト部門から、年収1,000万円のホワイト企業のブラック部長の部門に転職してしまった著者です。

転職してまだ数ヶ月ですが、持病のSLE(全身性エリテマトーデス)が再燃し、仕事を休職することとなりました。超ブラックな環境に適応しようと数ヶ月頑張ったこともたたり、メンタル不調も合併中です。

(主治医は「元疾患のSLEが悪化している影響だかたメンタル不調は元疾患が改善すれば大丈夫」と言っていました。)

転職は慎重に。でも病気再発しても仕事休職しても死なない限り生きていけるということを伝えたいです。自分の記録のためにも体験談ブログ更新します。

転職失敗した結果、SLE再燃と仕事休職にメンタル不調合併中なうの体験談ブログ

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難病SLE再燃から2度目の休職となった経緯

これまでの病気歴と仕事のキャリア

私は社会人2年目でITP(特発性血小板減少性紫斑病)を発症しました。そして30歳の時に、SLE(全身性エリテマトーデス)を発症しました。自分の免疫が血小板のみを攻撃するITP(特発性血小板減少性紫斑病)から、自分の免疫の攻撃対象が全身に拡大したSLE(全身性エリテマトーデス)をも発症し、更にはループス障害として大きな腎障害を受けました。

新卒からこの15年間の社会人生活においては、病気の悪化・最初、入退院を繰り返しながらも、真面目に努力し続け素晴らしいキャリアを磨くことができたと自信を持っています。

社会2年目でITP(特発性血小板減少性紫斑病)という難病を発症し、緊急入院した時には「何もない自分」に気付き、とても不安でした。

それでも私は会社の人に恵まれ、社会人1年目に新入社員圧倒的トップの成績を出したこともあったのか、会社にとても大切に大切に守っていただき、自分では難病になってしまったけれど「普通」に仕事を続けることができていると思っていました

「何もない自分」に気付いてからは、金融系の難関資格を取得し、知識面から専門性を磨く努力をしました。

その甲斐もあり、いわゆる高度プロフェッショナル系の業務に就くことができ、ハイクラスの転職を重ねながら、キャリアを築いてきました。

その間、何度か病気が悪化したり、入院をしたりもしましたが、私は「病気があっても普通」に仕事ができていると思っていました

年収800万円のホワイト企業から年収1,000万円のホワイト企業のブラック部長の部門に転職して気が付いたこと

難病でも「普通」に仕事ができていると思っていた。でもそれは「配慮」があったからだと今更ながらにようやく気が付きました

15年近く病気とともに築き上げた自分のキャリアが、「普通」に築けたものではなく、多くの人の「配慮」があったからこそのものだったと、気が付いたのは直近の「ホワイト企業のブラック部長の下」で働くようになった最近です。

金融機関から大手メーカーに転職した理由

私はもともとは給料水準が高い金融機関で仕事をしていました。金融機関で10数年仕事をして「ある程度」キャリアの柱ができたと思い、大手メーカーに転職をしています。給料水準こそ下がったものの、1社目の大手メーカーはホワイトでとても働きやすかったです。

それでももっと自分のフィールドを広げたいとの想いから大手のグローバルメーカーに転職しましたが、これが大きな失敗だったのかもしれません。

年収800万円のホワイト企業から年収1,000万円のホワイト企業のブラック部長の部門に転職失敗

会社の9割はホワイトな環境だと聞きますが、私が入社した部門はかなりのブラックでした。。

ホワイト企業のブラック部長とのエピソード①

ブラック部長は、20時、ようやく退社しようとする私に業務依頼のチャットを送ってきました。朝7時から働き大きなイベントが終わったその夜にです。

👹「◯についてのレポートまとめてください」

私「明日の対応でもよろしいでしょうか」

👹「明日の朝7時までにできるなら明日で問題ありません」

私「・・・(反応に困っていると)」

👹「今回は諦めます。仕事に対する姿勢について認識を合わせましょう」

とチャットが来て、私はもう帰りました。

ーーーその後、仕事に対する認識合わせの面談が設定されました。ーーー

👹「ライフワークバランスばかり優先するのはいかがなことか。」

私「入社時の面接でもお伝えした通り病気のこともあるので、過度な深夜残業や長時間は難しいです。できる限りは対応してきたつもりですが、もう少し納期に余裕を持った依頼をお願いしたいです」

👹「この会社で残業や長時間労働ができないならあなたにできる仕事はない。

ホワイト企業のブラック部長とのエピソード② 体調を崩した病欠後のプレッシャー詰め

毎日8-21で仕事はしていたので、遂に体調を崩しました。高熱と頭痛でフラフラで2日間仕事をお休みしました。鎮痛剤を服薬しフラフラで再開したその日。

👹「自由に勤務してくれればいい。体調が悪いなら休んでもいい。ただし、休んだ日のアウトプットが出せることが条件」

私「・・・。(緊急度と優先度から体調不良で休んだ日の業務分とある業務のスケジュール後ろ倒しを提案)」

👹「自由に休んでいいがスケジュールの後ろ倒しは認めらない。(癪に触ったのか)休んだ分、明日までに全てやりきり報告しろ。」

私「承知しました・・(からの22時まで労働)」

そんなこんなで結局、高熱&頭痛が再び激しくなり、かかりつけの大学病院に行ったところ、SLE(全身性エリテマトーデス)の再燃&ドクターストップとなりました。

病気でも働き続けるということ。仕事と難病の両立

まだまだ体調不良と治療の副作用により、復職できる状況ではありませんが、自分が復職できるイメージを一切持つことができません。

ダイバーシティ(多様性)がサステイナブル(持続的)な企業価値の最大化に不可欠だと信じ、私は難病のバリキャリとしてマイノリティーを頑張って生きてきました。

でも今の環境では、ダイバーシティはマイノリティの言い訳と逃げ道と捉えられてしまいます。「子育て」は認められているのに「病気」は理解してもらえないことが不思議で仕方なく、悔しいです。

私はどうしても「残業や長時間労働ができないなら、あなたにできる仕事はない」

この言葉が引っかかります。この組織がこの方針である以上、私が活躍できるフィールドがイメージできません。

エリート層は健康な人が大半だと思う。特に若手は。

国民100人当たりの障害者・難病患者の割合に対して、エリート層のその割合は圧倒的に少ないのではないかと予想する。

私の属する組織は、優秀な人たちが多い。若い頃に病気や家庭の事情でハードルがあった人たちはとっくにふるい落とされたであろう、健康で体力があり優秀な人たちの集まりだ。

私は偶然にもキャリア入社でこの組織に入ったものの、おそらく上司も「健康で体力があるメンバー」としか仕事をした経験がなく、「健康で体力のないメンバー(私)のような人と関わること自体初めてなんだろうとは思う。

ダイバーシティとは何なのだろうか。

100の人にとっての100は1倍ですが、例えば病気でそもそも70しかない人にとっての100は1.4倍になります。70しかない人が70で働くことは、70点の評価とイコールなのでしょうか。

この点がとてもモヤモヤ考えがまとまりません。70点となることはもしかしたら仕方のないことかもしれません。アウトプット量は何らかの形でお金に差が出て然るべきです。

ただ、私にとっての100である70で働くことを認めてもらえないのは何故なのだろうか。私にとっての100、すなわち一般的な140で働くことができなかったために、フェードアウトです。

残念だと思うと同時に今後とのように働いていくべきか、とても悩みます。

これからの生き方を考え直すタイミングなのかも

私は今まで、自分の努力で病気と仕事を両立することができると思っていました。

自分の専門性を磨けば、難病があっても仕事を続けることができる

病気のハンディキャップを超える能力を身に付ければ、難病があっても必要な人材になれる

必要とされるバリューを出すことができれば、難病があっても組織に自分の居場所を築くことができる

私は、病気をオープンにして病気と仕事を両立させることはできると信じていたし、実際その通りに歩んできました。

ただ、それは人に恵まれてきたがゆえだったのだと今回の件で気付かされました。

病気でも働き続けること、仕事と病気を両立させることとても大変なことだと思います。もっと言えば、これまでの私の人生は、病気と仕事で精一杯でプライベートは一切削ってきました。

自分は何のために働いてきたのか、自分の幸せとは何なのか、私もこれからの生き方を考え直すタイミングのような気がしています。

私は、私の幸せを選択して生きたいです。

今のキャリアの課題と幸せを選択する今後の生き方

これまでは、社会人2年目に病気になってから、仕事で活躍すること、専門性を磨くこと、キャリアを上り詰めることに躍起になってきました。

ただ、今立ち止まって考えると、それがイコール今の自分にとっての幸せではない気がしています。

自分にとって幸せな生き方を選択していきたいです

まだまだ病気も仕事もしばらく落ち着きそうにありませんが、引き続きどうぞよろしくお付き合いくださいませ。

まだまだ精神的にも人間的にも未熟な小娘です。このブログでは自分の気持ちを吐き出してみましたが、間違っている点、お気に触る点があるかもしれません。何卒ご容赦ください。

最後までお読みいただき、ありがとうございます。

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