このサイトでは「減塩・食塩を控える外食」をテーマに情報発信をしていますが、今回の記事は「慢性腎臓病・腎不全」の方に向けた内容となっています。
私自身が慢性腎臓病であり、「自分の腎臓がダメになった時、どのような代替療法を選択するべきか」これまで多く悩んできました。
そんな時、「NHKきょうの健康 2019年 02 月号 [雑誌]」を偶然、手にしてとても参考にな離ました。
私と同じように、慢性腎臓病や腎不全で、この先の代替治療、血液透析・人工透析、あるいは腹膜透析をするのか、あるいは腎臓移植を検討するならば、家族など健康な人からの生体腎移植、あるいは献腎移植を待つのかなど、にお悩みをお持ちの方の参考になるかなぁと思い、オススメ本として共有させていただきます。
慢性腎臓病が特集は、33〜49ページにかけてボリュームのある記事で読み応え満点な内容でした。
埼玉医科大学 教授 岡田浩一さん、腎臓を守る運動については、東北大学大学院 教授 上月正博さんが書かれた記事でした。
主な内容は、
- 慢性腎臓病の基本的な話
- 早期発見と治療の秘訣
- 透析や腎臓移植
- 腎臓を守るための運動
などについて書かれています。
詳しくは、是非、「NHKきょうの健康 2019年 02 月号 [雑誌]」をお読みいただきたいのですが、私が知らなかったことについて、少しだけ引用しておきます。
腎臓病が悪化すると脳卒中や心不全の発症リスクが高まる
慢性腎臓病が進行するにつれて、脳卒中や心不全などを発症しやすくなっていきます。(中略)
腎臓の働きが低下すると、血液中のリンなどの物質が増加して、血管の壁が傷つき、これらの病気が起こりやすくなるのです。(中略)
また、腎臓の働きが低下すると、水分や塩分を十分に排出できなくなるため、血液の量が増えます。その上、血管が硬くなっているので、心臓はより強い力で、血液を送り出さなければならなくなります。そのため心臓への負担が大きくなり、心不全が起こりやすくなるのです。
(引用:NHKきょうの健康 2019年 02 月号 36p)
腎血流低下で急速に悪化することもある
慢性腎臓病では、腎臓の血流が低下すると、腎臓が酸素不足になり急速に悪化することがあります。その要因として次のことに注意します。鎮痛薬の使いすぎ。(中略)脱水。(中略)低血圧。
(引用:NHKきょうの健康 2019年 02 月号 37p)
低血圧は、腎血流を低下させるということを、私は初めて知りました。
私は、もともと90/50ぐらいの低血圧だったのですが、腎保護(蛋白尿を減らす)目的で降圧剤を飲んでいます。そのため、今では80/40の程度の時も少なくありません。
腎臓内科の主治医は、「後1~2年は降圧剤を続ける」と言っていたのですが、次回診察の時には、「低血圧の弊害:腎血流を低下させて、腎臓を悪くしてしまうことはないのか」について聞いてみようと思います。
➡️腎保護に効果がある降圧剤「ニューロタン(ロサルタン)」を服薬しています。
適度な運動が効果的
かつては、慢性腎臓病があると運動が制限されていましたが、現在は、適度な運動が慢性腎臓病のある人にとってさまざまな効果をもたらすことが分かり、推奨されるようになっています。
(引用:NHKきょうの健康 2019年 02 月号 36p)
最後までお読みいただき、ありがとうございます。