先日、大学病院の腎臓内科の診察に行ってきました。
結果は、クレアチニン、尿蛋白、尿潜血など、概ね全て横ばいでした。
何も改善はしていませんが、悪化もしていないので、よかったということにしましょう。
(全身性エリテマトーデス・ループス腎炎の治療記録です。)
Contents
腎臓内科の検査結果
- クレアチニン0.96
- eGFR56
- 尿蛋白マイナス
- 尿潜血2+
クレアチニンとeGFRの推移
最近は、クレアチニン0.95~1.0、eGFR52~56くらいの範囲で推移しています。
もう少しだけ、せめてeGFR60まで改善してほしいのですが、治療を開始して1年が経ったので、これ以上の回復は期待できなさそうです。
過去を後悔しても変えられないので、前向きに、今から腎機能をこれ以上悪化させないように、気をつけたいです。
尿蛋白、尿潜血も横ばい
尿蛋白をマイナス維持できていることはとてもいいことだと思います。
一方、尿潜血はずっと出続けていますが、「仕方ないかな」っと主治医は行っていました。
主治医への質問
血中のカリウムが低い(3.6)のは腎臓が悪いから?
カリウムは3.4とかだった時期を考えれば、3.6あるのでまだ安心ですが、やはり低い傾向には変わりません。
膠原病内科の主治医は「腎炎や腎機能の低下が原因ではないか」と言っていましたが、
腎臓内科の先生は「カリウムが低い原因は腎臓ではない。考えられる原因としたらステロイドかなぁ。尿中に排出しているカリウムも少ないので、カリウムをもう少し食品から摂る工夫をしてほしい。」
フルーツや生野菜のサラダ毎日食べているんですけどね。
ニューロタンの必要性
「腎炎の活動性を尿蛋白で判断するのであれば、尿蛋白を減らす効果がある降圧剤を飲むことによって、実際の腎炎の活動性を低く判断してしまう可能性はないのか」という疑問がありました。
直接的な回答ではありませんでしたが、
私の主治医曰く、ニューロタンなどの降圧剤を飲んでいた方が腎臓の予後がいいというエビデンスがあるそうです。
尿潜血が出続けること
腎炎の活動性は、あくまで尿蛋白で判断するとのことです。
例えば、尿潜血だけが出続けていても、尿蛋白が全く出ていなければ、「慢性腎臓病CKD」と判断することはないそうです。
急激なループス腎炎で傷ついた腎臓から一生出続けるかなぁっと主治医は言っていました。
プレドニン・免疫抑制剤の減量について
私は、プレドニン、免疫抑制剤のセルセプト、プラケニルを服薬していますが、その減量ペースについて相談しました。
膠原病内科の主治医は、そろそろセルセプトも減らしましょうと言っていましたが、
腎臓内科の先生は、「免疫抑制剤の減量はプレドニン5mgまで減らしてからだ」と言っていました。
医師によって色々な意見があるのですね。
さっとメモ程度の記事になりました。