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ボーナス・賞与の支給日に休職している場合、ボーナス・賞与は支給されるのか。
私自身が休職中にとても不安になり、何度もネット検索した質問です。
グーグル、ツイッター(X)、インスタ、他SNS、色々検索しましたが、体験談含め、「実際どうなのか」的な情報が見つけられず、不安なまま休職中を過ごしていました。
他にも休職中のボーナス支給について不安な気持ちで休職されている方がいらっしゃるのではないかと思い、参考までに私の経験をまとめたいと思います。
私は、人生で4回、2社での休職経験があります。私の休職経験は2社ともいわゆる上場・大手企業の経験談なので、会社の規模や業界によって必ずしも同じかは分からないのですが、参考までにお読みいただけますと幸いです。
原則:休職中のボーナス・賞与支給は社内規定による
申し訳ございませんが、私は法律や労基の専門家ではありませんので、こちらはネットで調べ、信頼できそうなサイトから私が理解した内容です。
休職中のボーナス支給については、法律での規則はなく、会社ごとの社内規定・就業規則に則り運用されるというのが一般的な理解のようです。
すなわち、「会社による」というのが結論になってしまいます。
ただし、私の2社での休職経験においては、労働していた期間のボーナス・賞与については休職期間中であっても支給していただいていました。次から具体的にお話してみます。
労働した期間のボーナス・賞与は休職期間中でも支給してもらえた
私は過去の4回、2社の休職経験において、ボーナス支給日に休職していたとしても、支給対象期間に労働していた期間についてはボーナスを全て支給していただいています。
具体的な事例を交えてお話します。
12月冬のボーナス支給日12/X1は休職している場合でも
・12月冬のボーナス支給対象期間が4〜9月で
・4〜9月に自分が勤務をしていた場合
その自分が労働をしていた期間については、支給されることが多いと思います。
逆に上のケースで
・ボーナス支給対象期間の4〜9月に全く労働していない場合は
そもそもボーナスの対象期間に勤務をしていないので
支給日の休職を問わず、支給されないケースが多いと思います。
ただ、ボーナス支給対象期間に労働していなくても、
ボーナスが全くゼロになることは少なく、社内規定で寸志程度のお気持ちをいただけることが多いと思います。
また、
・ボーナス対象期間4〜9月のうち、4月と5月だけ労働していた場合は
6ヶ月のうち2ヶ月、すなわち満額の3分の1が支給されるケースが多いと思います。
こちらも社内規定で勤務割合で計算する会社や勤務率30%以下でボーナス3割、勤務率80%以上でボーナス満額などの社内規定がある場合もあると思います。
4月頭から9月末まで(上期半年)仕事をしていました。
10月から休職しました。
休職中にボーナス支給日12月10日を迎えました。
12月10日に支払われるボーナスは4月〜9月を対象として支給されるものです。
この場合、ボーナス支給対象期間はフルで働いているので、例えその支給日に休職していてもボーナスが支給される、ことが多いと思います。
ただし、10月〜3月も引き続きずっと休職している場合に、
10〜3月を対象とした6月支給のボーナスは労働対象期間に労働していないから、支給されないというケースが多いと思います。
今の時代、女性のみならず男性の育休が推奨されていたり、介護休職が認められていたり、多様な働き方が促進されている世の中なので、支給日に休職しているか否かを問わず、支給対象期間の労働の有無で判断する企業が多いのではないかと、希望的推測をしています。
(ただ、在職している休職の場合は支給されるが、退職して在籍していない場合に支給されるケースは聞いたことがないですね。残念。。)
皆様の体験談・コメントで情報いただけるとありがたいです
この休職中のボーナス支給については、あまり他の方の情報がありませんでした。
皆様の体験談や社内規定など可能な範囲でコメントしていただけるとありがたいです。
最後までお読みいただきありがとうございます。私は、若い時からたくさんの病気と共に仕事をしてきたので、一般的な感覚からすると多くの休職をしています。
15年弱の間に、2社で合計4回の休職・・少なくないよね。
会社にも同僚にも感謝はしています。休職しても働き続けてこれたことは会社や同僚のおかげです。今のキャリア、誇れる専門性を持てたことについても周囲や環境にとても感謝しています。ありがとうございます。
ただ、若い時から難病たくさんで何度も入退院を経験し、それでも働き続けた自分、諦めずに学び、経験し、キャリアを磨き続けている自分は本当によく頑張っていると思います。
病気がちだと弱気になってしまいます。「休職していながら、働いていた期間のボーナス支給してください」そう主張できる人は多くないと思います。私も主張できないと思います。
でも人より弱い部分があるからと言って、弱者に成り下がっていてはいけないとも思います。
病気でも働き続けること、当然に休職やその権利が認められること、が当たり前に認められる社会になってほしいですね。
私はもっとリアル社会で頑張って、もし著名人になれたら、病気を暴露して、社会変革をしたいなと夢を見ています。
「今でも声を上げればいい」と言われればそれまでなのですが、私は先に述べた通り、人より弱い弱者に成り下がっているので、今の差別的で分断的な世の中で声を上げるほどの勇気はありません。
それらを全てポジティブに変える力を得るまで。あと10年くらい頑張らないと。