テレビドラマ「モダン・ファミリー 」などで人気の女優サラ・ハイランド(28・2018年)が、2度目の腎臓移植手術を受けていたことを語っています。
インスタグラムには、「ScarsOnDisplay(直訳:傷跡を公開)」というハッシュタグとともに、ビキニ姿のセルフィーがインスタグラムに投稿されています。手術跡がはっきりとわかる写真が公開されています。
それだけでなく、彼女のインスタグラムには、ステロイドや免疫抑制剤の副作用と思われるムーンフェイス姿や脱毛の悩みが投稿されています。
とても励まされたので、情報を共有したいと思います。
(出典:COSMOPORITAN)
治療経歴
サラ・ハイランドは生まれた時から腎臓が未発達でした。そのため、腎形成異常を長年抱えていました。
2012年:父親をドナーとして腎臓移植手術
2016年10月:拒絶反応
2017年2月:人工透析
2017年5月:父親からの移植腎臓を摘出
2017年7月:弟イアンをドナーとして2度目の腎臓移植手術
(4歳年下の弟イアンも俳優として活躍されています)
とても大変な20代を過ごされていますね。2017年2月からは「モダン・ファミリー」の撮影の合間をぬって4時間の透析を週3回行っていたそうです。
弟のイアンさんは、「自分が大切な人の命を救えるのなら、全て価値がある」と話しています。
手術跡だけでなくムーンフェイスや脱毛に悩む姿も
サラ・ハイランドのインスタグラムには、腎臓移植の手術跡だけでなく、ステロイドや免疫抑制剤を服薬している私たちと同様の悩みがアップされています。
「私は妊婦のようだとか太っているとか言われても気にしないわ。だって私の命を救うための薬によって顔がむくんじゃうってわかっているから」
ステロイドをある程度、長期かつ大量に服薬すると避けることができないムーンフェイス。とても辛い副作用が多いステロイドですが、命を救ってくれる欠かすことができない薬なのです。
「ナショナル・セルフィー・デーである今日は、ありのままの自分を共有しようと思う。それがいくら辛い決断だとしてもね」とキャプションとともに、病院で撮影した顔がパンパンにむくんだセルフィーを投稿した。
「そう、これが私の意思に反して仕事から引き離された時のセルフィーよ。でも私はそのことに感謝しているわ。健康第一だからね」とポシティブなメッセージとともに。
「私の意思に反して仕事から引き離された時」とは、気持ちがよく分かる気がします。
顔がパンパンになっても、自分の命を救ってくれる薬に感謝して、生きていることに感謝できるサラ・ハイランドさんに、とても励まされますね。
「ヘルプ、ヘルプ、ヘルプ。誰か薄毛に効くヘアケア商品を知ってる?27歳(の私)にはその情報が必要なの」と薄毛に悩んでいることも公にしています。
20代の女性、特に女優というお仕事をされている人にとって、ムーンフェイスや脱毛、腎臓移植の手術跡を公開することは、決して簡単なことではないと思います。
表現できないほどの辛い苦しみや気持ちを乗り越えてこられたのだと思います。
でも彼女が、自身の問題を世界に共有してくれることで、同じ悩みを抱える私の心は強く励まされました。同じ病気と闘う人たちにエールを送ってくれるサラ・ハイランドの勇気と行動に感謝したいです。