寒い冬に心もお腹も満たしてくれる「おうどん」ですが、塩分がとても高いですよね。
でも、外回りの途中、駅の立ち食い蕎麦やうどんで昼食を済ませてしまう忙しいサラリーマンの方も多いと思います。私も、商談のアポイントが立て続けに入って昼食の時間が取れない時は駅そば・うどんで済ましてしまうことがあります。(さみしいサラリーウーマン笑)
なので勇気を出して、頼んでみました。
「塩分を控えているので、お出汁を薄くしていただけませんか?」
お出汁を3倍希釈したおうどん
はなまるうどんのかけ中で塩分5.9g、杵屋の讃岐うどんが7.2gと、温かいうどんの塩分はとても高いです。いずれもお出汁を含む塩分ではありますが、お出汁を残したとしても塩分3〜4g程度はあるでしょう。
私的な感覚ではありますが、おうどんの塩分が1.0g程度、お汁が5〜6g程度ではないかと勝手に予測しました。そのため、お出汁を3分の1にしてもらい3倍に希釈すればおうどんと合わせても塩分3g程度、最後に残すお汁を差し引けば塩分2g程度に納めることができるのではないかと考えたのです。
勇気を持ってお願いしました
こんなことをお願いしても大丈夫かなっと不安に思いつつ、優しそうなおばさん(お母さんのような)店員さんだったので、勇気を持ってお願いしてみました。
「塩分を控えているので、お出汁を3倍ほどに薄くしてもらえませんか?」
店員さんは、快く対応してくれました。「大丈夫ですよ」その笑顔に、私はとても嬉しくなりました。それだけでなく商品を持ってきてくれた時には、
「お出汁を3倍ほど薄くしました!薄すぎたらお出汁を足すので声をかけてくださいね!まだ濃かったらお湯を置いておくので調整してください!」
本当に本当に嬉しくて、とても美味しかったです。
外食が億劫になる時
減塩生活を過ごしていると、外食することがとても億劫になる時があります。
外食メニューの塩分が高いことだけでなく、塩分やたんぱく質ばかり気にして食事を楽しむことができなくなることがあります。
一緒に食事をする人や店員さんにどう思われるか、なんてことを気にしてしまって、今日のように「お出汁を薄めにしてください」などとお願いすることは、私にとっては少し勇気がいることでした。
サポートしてくれる人はいる
前回ガストで、ランチのドレッシングやソースの別添えをお願いした時もとても親切に対応していただきました。
今回の駅蕎麦・うどん屋さんでも、とても親切に対応していただきました。
そして、最近では、焼肉屋さんで「もみダレなし」(タレも塩もなし)の状態でお肉を提供してもらえるか尋ねると、こちらも快く対応してくれました。
もちろんお店や店員さんにご迷惑をかけないことに気をつける必要はありますが、私が思っていた以上に柔軟に対応していただけるのかもしれません。
今回のように、お出汁を薄くしてくださいというお願いだけでなく、日常生活で困ったことがあっても知らない人に「手助けしてください」とお願いすることは少し勇気が必要なことかもしれません。でも、きっと少しの勇気を持って「ヘルプ」を示すことができれば、手を差し伸べてくれる人はたくさんいるような気がします。
とても幸せな気持ちになった1杯のおうどんでした。対応してくださった店員の方、本当にありがとうございました。